IT戦略本部 デモストレーション報告


展示会名 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)  
場所 首相官邸にて  
日時 2006年 6月1日  
展示内容

デモでは従来色再現システム(ハンディカムカメラ、官邸に設置してあるスクリーン)とナチュラルビジョンシステム(6バンドHDTVカメラ、色変換装置、大型液晶ディスプレイ)を用いて実物の色再現性の比較をリアルタイム表示にて実施した。大山教授がナチュラルビジョンをスライドにて紹介し、原理を簡単に説明した。その後実物の比較を実施し、従来システムとナチュラルビジョンの違いを説明した。被写体は人の肌色、服、布などを採用した。さらに応用と言う観点から、遠隔医療、電子商取引、デジタルアーカイブ、シアター・CGなどの応用を紹介した。最後に患者の顔色、ワイシャツなど従来システムでは正しいく色再現できない実物を写して比較を行い、違いを確認してもらった。

デモストレーション終了後質疑応答中のコメント(一部)
【小泉内閣総理大臣】
  カラーテレビもいろいろ違うんですね。

【大山有識者本部員】
  違います。おっしゃるとおりです。

【小泉内閣総理大臣】
  カラーテレビの色が違っちゃうんですね。それを今ちゃんとナチュラルにするように努力しているんですね。

【大山有識者本部員】
  そういうことです。

【小泉内閣総理大臣】
  それで、日本は最先端をいっているんですか。

【大山有識者本部員】
  はい。

【小泉内閣総理大臣】
  医療は顔色によって違ってくるし、服も全然買いたいものと買いたくないものと違ってくる。全部どんなテレビでもナチュラルビジョンだと …… 。

IT戦略本部の皆様にナチュラルビジョンの有効性を理解していただき、非常に有意義なデモストレーションを行うことができた。

 
  官邸デモビデオ[broadband]
デモストレーション時の様子を映像で見ることができます。(一部)